鋼構造研究室ブログ

長岡技術科学大学 鋼構造研究室内で起きた出来事を、研究に差支えのない程度に書いていきます。

エイプリルフール

 ご無沙汰しております,構造研究室のブログ係です.今日から新生活が始まった方も多いと思いますが,当研究室もその例に漏れず,新たな生活が始まっております.

 

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この写真を見るだけで,分かる方には分かると思います.当研究室,どこがどう変化したのか.

 

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来て,見て,比べてください!(不動産CM)

 

 ということで,メンバー総出で部屋の清掃を行いました.レイアウトも大分変ったのがお分かり頂けますでしょうか.このソファと白いテーブルなんて一体どこから出てきたんだと言いたくなりますが,どこかにあったみたいです.新M1も自分の席ができたので,これからはどんどん顔を出してほしいですね.前の部屋の写真も撮っておけばよかった.

 

 それではまた.

大雪

 先日の24日~25日にかけて,雪がドカッと降りました.私自身この大学に通い始めてだいぶ経ちますが,今回の雪が一番恐ろしく感じられたような気がします.幸いその後は雨やら晴れ間やらで雪は減り,現在車もスムーズに走っております(なんかまた外が荒れてきてるような気がするのは気のせいか).

 

 バスが止まる

 雪が降ると道路がやられ,車通勤の方や公共交通機関利用者は多大なダメージを被ることとなります.かくいう私もその一人で,冬の期間はバスで大学まで通っています.25日は月曜日,登校すべき日ですのでもちろん早起きをしバスを待っていたわけなのですが...

 30分くらい待っても来ませんし,スマホで調べると運行見合わせの文字が.バスが止まると,歩きで行くしかない!

徒歩で大学へ

 といっても歩道は歩道でこれまた大変です.まず,除雪されてない限りは歩けません.だって,胸の高さくらいまで雪が積んであるんだもの...徒歩で行くには,それなりの準備と覚悟が必要となってきそうです.

 

 

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不審者ではないです。

彼をみかけたら,応援してあげてください.

現場見学会 その2

前回の続きです.

今回は,橋梁部門です.

 

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鋼材表面を研磨する,ブラスト工場です.

左奥に見える箱の中で,スチールボールを対象物に投げます.

 

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スチールボールです.

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ブラスト前は錆が出ていますが,

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ブラスト後は錆が取れています.

 

ブラスト工場が完成する前は人力で行なっていたそうですが,

大幅に工期が短縮され,安全面も向上したそうです.

 

次に,仮組立ての現場を見学しました.

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仮組立てを行なっていた橋梁は,箱桁の曲線橋でした.

直線橋で斜角が 75度以上の鈑桁橋,90 度の箱桁橋は

仮組立てをせずに,画像計測でのシミュレーションで
行うそうですが,この橋は曲線橋なので,

実際に仮組立てを行わなくてはいけないそうです.

 

次に桁の製作工場を見学しました.

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鋼材は,他の工場でカットされた状態で運ばれて来るそうです.

罫書きも自動で行われています.

 

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溶接の様子です.

鉄鋼製品と異なり,人力による溶接が多い印象です.

溶接は,鉛直下向きが基本なので,

この箱桁に合う型枠を作り,クレーンで回転させながら

順番に溶接していきます.

 

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これは,糸面取り後の写真です.

エッジ部は,塗料は十分に付着しない可能性があるので,

面取りを行います.

 

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分かりにくいですが,

縦リブの色が変わっている部分があると思います.

これは,溶接による熱収縮による変形を補正するために

局部的に加熱した写真です.

 

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これも分かりにくいですが,パネルが波打っている様子です.

このような場合も,加熱や重りを載せて矯正します.

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この矯正作業は,経験が必要だとおっしゃっていました.

 

以上で見学会の内容は終了です.

製作中の橋梁を見る機会はなかったので,貴重な経験でした.

現場見学をさせて頂いた,藤木鉄工様,ありがとうございました.

 

 

 

 

 

 

 

2016年

 こんにちは.新年明けまして早20日,気分を一新しようと思い立ち徹夜でブログのデザインを作りました.昔取った杵柄で,HTMLは辛うじて分かりますがCSSが全く分からず...いざ取り組んでみると,CSSを知らないと割と損をしていることに気づきました,便利.さて今回,比較的シンプルな物を目指しましたが,いかがでしょうか.個人的に,ブログは研究室の顔と言っても過言ではないと思っています.どんな研究室なのか気になったら,ブログ見に行こうってなりますもんね.

 同様に,ホームページも外部に対する重要なアピールコンテンツであります故,そのうち更新しなければと思っています(そのうち).

 

見出し

 今回更新に際しまして色々な方のブログを参考にさせていただきました結果,見出しがあると見た目がそれっぽく見えるのではないかと思い,設定できるようにしました.ブログ係の皆様,是非ご活用ください.徹夜テンションなので文章がおかしいのは気にしないでください.

 

就職活動

 さて,我々M1は就職活動が迫ってきております.本当にあっという間ですね.自分の可能性を信じて,様々な分野にアタックしていきたいところであります.ということで,今年は新しい趣味として編み物を始めようと思います.今年が終わるころには,マフラーの1つ片手で編めるくらいにはなっておきたいところ.と,初めて30分くらいですが早速壁にぶち当たってしまい,ネットサーフィンが捗ります.今年もよろしくお願い致します.

 

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 (たまにはこんな記事でもいいでしょ)

現場見学会

1月14日に,長岡高専と合同で,聖籠町の藤木鉄工株式会社様に

現場見学に行って来ました.

 

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工場の外は雪が降る寒い天気ですので,

防寒対策をしっかりと.

 

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まずは,鉄鋼部門の工場を見学しました.

 

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説明を聞きながら工場内を見学します.

 

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サブマージアーク溶接の様子です.

予め溶接データを打ち込み,

自動で回転しながら溶接します.

機械で自動で行うので,24時間稼働しているそうです.

 

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溶接後は,超音波探傷検査(UT)を行い,溶接欠陥がないか確認します.

 

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完成した梁製品の例です.

 

次回は,橋梁部門について書きたいと思います.